2009年04月01日

桜もち

ほころびかけた桜の花が
冷たい風にこごえて、ちぢこまってしまったような日が続いています。
花冷えとはよく言ったものですね。

sakuramochi-550x412.jpg

写真は桜もちです。私が子供の頃から慣れ親しんだのは
右側の薄いピンクのクレープのような皮であんこを巻いて、
桜の葉で巻いたものです。
左側のツブツブの桜もちはかなり大人になてから食べました。
というか、京都の人と結婚をするとお菓子ひとつでも
好みが違ってくるわけです。私が買った桜もちは
「桜もちではない」と言われて、たまげました。

調べてみましたところ、
私が子供の頃から食べ慣れていた桜もちは、
江戸時代、TVでおなじみの八代将軍徳川吉宗が隅田川に桜を植えたところ、
向島長命寺の門番山本新大がその葉を使って餅をつつみ、
売ったのが始まりと言われ、それで関西ではこのタイプを
長命寺餅と呼ぶそうですが、私はこれを京都で見たことはありません。

関西風のツブツブの桜もちは道明寺粉(もち米を蒸して、
乾燥させてからくだいたもの)であんを包んで、
椿の葉で挟んだものが原型で、
椿を桜に代えて桜もちという名前がついたそうです。

椿の葉で上下をサンドしたものは椿餅として
東京でも見掛けることはありますね。

京都に行くと、町内にひとつという感じで実にたくさんの和菓子屋さんがあります。

どこの家でもごひいきのお店があって、近いからそこで買うというものでもないようです。

実家でも、花びら餅はあのお店、わらび餅はこのお店、
豆大福は出町のあそこ以外買わないとか、様々なこだわりがあるようです。
東京ではなかなかご近所においしい和菓子屋さんって見つかりませんよね。
自由が丘でもケーキ屋さんは溢れるほどありますけれど、
あんこものが食べたいと思っても、
なかなか好きなものは手に入りませんね!

デパ地下には、たねやとか仙太郎とか叶匠寿庵とか、
関西のお店が沢山入っています。それで桜もちも
「桜餅」「道明寺桜餅」として売っています。

私のお気に入りのTV番組の1つ、
「秘密のケンミンショー」の中で「ヒミツのごちそう」という
コーナーがあります。実に興味深い番組なんです。
毎週木曜日に日本テレビで放送中で、
県ごとの食生活の違いを紹介してくれるのですが、
「本当にそんな風に食べるのぉ〜〜!」」とびっくりすることもあるのですが、
「う〜ん、ありかなぁ〜意外と美味しいかもしれない!」という、
地域限定県民だけの秘密のお料理が出てきて、毎週毎週勉強になります。

地域ごとの食生活を知ることも、料理を作る上でとても大切ですね!
posted by 金戸啓恵 at 18:13| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
関東風も関西風もそれぞれにおいしいですよね♪
Posted by chii at 2010年04月06日 20:16
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